1983-2023 1983アルコ堂EXの旅

~「1983アルコ堂EX」の復活 ある意味、備忘録

高橋幸宏音楽との40年⑥~山下達郎の「サンソン」と細野晴臣の「Daisy Holiday!」

2023年1月29日(日)放送、山下達郎の「サンデー・ソングブック」[TOKYOFM]は、素晴らしい高橋幸宏追悼番組だった。

それから、2023年1月23日(日)放送、細野晴臣の「Daisy Holiday!」[InterFM897]も同じく。

同じ時代を生きた音楽仲間たちが、仲間を語る言葉に、胸が震えてくる。

残念ながら両番組ともにリアルタイムではなかったのだが。

 

そして選曲がいい。ほとんどの追悼番組が代表曲(と一般に理解されている)ライディーンなどを流して、無難なコメントを発言して終わるパターンなのだが、彼らの番組ではそれで終わらない。

 

Daisy Holiday!選曲リスト

Blue Moon Blue / 高橋幸宏(Blue Moon Blue/2006)
C'est Si Bon / 高橋幸宏(Saravah!/1978)

昆虫記 / 高橋幸宏(once A Fool/1985)
CAMOUFLAGE / Yellow Magic Orchestra(BGM/YMO/1981)
PRESENT / 高橋幸宏(Saravah!/1978)
Stella / Sketch Show(LoopHole/Sketch Show/2003)

 

サンデー・ソングブック選曲リスト

サマー・ビーチ・ガール/バズ(サマー・ビーチ・ガールバズ/1975)

ELASTIC DUMMY/高橋幸宏(Saravah!/1978)

BACK STREET MIDNIGHT/高橋幸宏(Saravah!/1978)

WALK ON THE WAY OF LIFE/矢野顕子(東京は夜の7時/1979)

JUST IN THE RAIN/ラジ(ラヴ・ハート/1978)

JUST ANOTHER NIGHT/アン・ルイス(ピンク・キャット/1979)

あしたこそ、あなた/矢野顕子(シングル/1981)

 

基本的に参加した楽曲からセレクトされているが、実にらしい選曲。

特にライブアルバム「東京は夜の7時/矢野顕子」に収録されている「WALK ON THE WAY OF LIFE」は参加メンバーが豪華すぎて眩暈がする。高橋幸宏細野晴臣高橋幸宏山下達郎吉田美奈子松原正樹…。80年代幕開け前の音楽における梁山泊であったのだ。