1983-2023 1983アルコ堂EXの旅

~「1983アルコ堂EX」の復活 ある意味、備忘録

Radikoについてあれこれ②。

昨日の続き。

 

1については、在住している場所に限らず、北海道から沖縄までのAM、FMの番組が聞ける、ということ。
個人的に関東圏で聞ける、「BAY-FM(千葉)」、「INTER-FM(東京)」が聞けるようになったのが一番の収穫であった。同じ関東圏の「TOKYO-FM」、「ニッポン放送」などは地方局でも(一部の番組ではあるが)聞くことが出来るわけだが、前記の二局の番組は聞くことすらままならないのだから。

 

2については、大気圏を飛び交う電波を受信して聞くのではなく、インターネット回線で聞くため、FM、AMともに雑音がない。特にAM。AMの音楽番組と言えば雑音混じりで到底音楽を聞いているとはいえなかった。しかし考えてみればFMとの差異がなくなり、同時に個性がなくなったとも言える。余談だが東京の修学旅行で一番感動したことがラジオの雑音のなさだった。あれから40年近く経過しているのだが、あの時の感激は未だ忘れられない。

 

3については、過去一週間であればいつでも番組が聞けるのだ、しかも繰り返し何度も。
もっとも個人的に気に入った番組は録音するので、あまり恩恵はないともいえるが、録音し忘れたものがある場合、タイムフリー機能は非常に助かる。

 

4については、好きなアーティストの番組が聞ける、というより、情報を得ることが出来るという方が近いか。
ある意味ではかつて音楽雑誌が担っていた役割を果たしていると言えるのかもしれない。インターネットがその役割を担っているのではないか、という見方もあるが、少々ニュアンスが違うように感じる。

 

また、好きなアーティストの番組が聞けると同時に、アルバムあるいは新曲リリース時、プロモーション番組を追いかける楽しみがある。例えば細野晴臣𠮷澤嘉代子、中島愛、竹内アンナ、山下達郎西村由紀江、藤井風等など自分が好きなアーティストがアルバム、または新曲リリース時、出演番組を全国のラジオ局から探していく。

特に若手アーティスト竹内アンナのセカンドアルバムリリース時には、実に50番組を超える出演があった。
テレビではこうはいかない。テレビにあまり出ないアーティストばかりだし、そもそも純粋に音楽について話してくれる番組など皆無なのだから。小回りが効くところがラジオの利点である。

 

そして一番重要なこと。
これだけの楽しみを与えてくれるラジコプレミアムが月額400円程度の負担で利用できること。実に申し訳ないほどである。

いつまでもこのサービスがなくならないことを祈るだけである。